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お金では買えない、手作り三升漬けに感じる至福の味

思いもよらないタイミングで、人から何かをいただいた時に感じる幸福感。それは一瞬の戸惑いと感謝の気持ちが同時にやってくるような、なんとも言い難い面白い感情です。

それぞれに好みがあるでしょうが、私は食べ物をもらった時にこの感情が溢れてくる。

先日、勤務先の農場で「三升漬け」をもらった時は真にその幸福感がたっぷりだったので、このブログに書き留めておきます。

「手作り」という最高のワード

基本的に食べ物をいただくと感謝に気持ちでいっぱいになる。その中でも一番はやはり「手作り」のもの。普段から料理をする人ならば多くの人が納得すると思いますが、料理をするには必ず手間と時間がかかります。そして食材を調理するのにも知識がなければできないし、経験を積まないとなかなか上手には作れません(できる人もいる?)。

つまり、作り手の人が時間と労力をかけて誰かのために作る。このプロセスがもらう側の人に至福という感情をもたらしてくれているんだなぁと思います。

さらにいうと、この「三升漬け」の原材料になっている食材は農場で育てたオーガニックの南蛮を使用していました。種から育て時間をかけて管理している野菜。無農薬という栽培は本当に大変で、雑草管理や病害虫への対策には特にと気をつかいます。

そういう苦労を知っているからこそ、手間と時間をかけてくれたことへの感謝がより一層と深く感じるのだと思いました。

幸福感とは自分の感性から生まれるもの

よく「幸せになりたい」とかいうことを言う人がいます。これに対して常々思うのは幸せって「なるもの」なのか?という違和感。このような人は、自身の環境や他人が自分に対して「してくれる」と思って待っている状態なのでしょう。果たしてそのような心持ちの人間に、望んでいるような幸せは来るんだろうか。

そんな来ないかもわからない未来を待っているより、今この身近にあるものとか、ちょっとした出来事に感謝する。そんな自分であろうとすれば、幸せって案外簡単に自分の元にやってくるんじゃないかな。

なんて、ちょっと精神世界みたいな話になってしまいましたが、私が言いたいことはシンプルです。

本当においしいものを食べると、幸福感が湧いてくる

幸せを感じさせてくれる食材と、それを料理してくれる人。そして、それらを育ててくれる自然に感謝したい。ずっとおいしい食事をして生きていたいと思うから。

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